不動産屋を見抜く・見極める
「お客様を大切にする資質のある不動産屋」を探すことはおわかりになったと思いますが、では具体的にどうすれば不動産屋の資質を見きわめることができるのでしようか。
お金と時間を使わず、電話と2つの質問で「不動産屋を見きわめる方法」をお教えします。
まず、先はどの方法でマンションの売却が得意そうな不動産屋を何軒かピックアップし、電話をかけてみましょう。
どのように電話に出るのか
「はい! 春の住み替えフェア開催中の○○不動産です!」
元気よくこのように電話に出た不動産屋。
はい電話を切りましょう。
このように、最初に自社の宣伝を入れる挨拶をする不動産屋はお勧めできません。なぜなら、まず広告・宣伝というものをわかっていないからです。すなわち「モノの売り方がわかっていない」のです。
あなたは、自分の大切なマンションを売却するパートナーとなる不動産屋を探しています。当然「売ることが上手な不動産屋」に依頼したいはずです。そして「売ることが上手」であるということは、「売り方がわかっている」すなわち「買う人の気持ち・心理を理解している」ということです。
宣伝・広告では、いかに「必要な人に必要な情報を提供するか」が大切であり、基本です。宣伝や広告は、集客をするために使うものです。あなたは不動産屋に電話をしました。
お客として電話をしているのです。この「春の住み替えフェア」という広告文句は電話をかけようかどうか考えている大向けの情報であり、すでにお客として電話を実際にかけてきた方にいうことはおかしいのです。いわば、病院に来た大に「病気ですか?」と聞くようなものです。
また、もう1つの理由があります。
そもそも、フリーダイヤルで通話料がかからなかったとしても、お客さんであるあなたがあなた自身の「時間」と「不動産屋に電話をする勇気」をもって電話をしたのです。不動産屋に喜んでニコニコしながら電話をかける人はいません。
不動産屋に電話するということは、不動産に対する悩みを解決したいから。そのお客さんの気持ちを考えれば、相手の声を聞く前に自社の宣伝をすることはしません。こんな不動産屋が、「お客様を大切にする文化のある不動産屋」だと思いますか?
私は、不動産屋はお医者さんと同じだと思っています。お医者さんが、病人のヶがや病気という悩みを治療するのと同じです。お客様の不動産の悩みを解決するのが仕事なのです。だから、電話がかかってきたら、不動産屋は「どうしました?・」という気持ちで臨むべきではないでしょうか。
あなたは、病院に電話して「はい! 春の盲腸手術フェア開催中の○○病院です。点滴サービス中!」という病院に行きたいですか?
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