つぶしの物件
つぶしの物件というのがあります。
少し前に仕事の事務所で利用するのに賃貸物件を探していました。朝10時ごろ不動産屋に入りこうこうこうで家賃これくらいと、こちらの条件を出すと、不動産屋は色々物件を出してくるのですがどうも私は気に入らないのですよね。
「こんなのどうですか?」「これはどうでしょう?」といろいろ資料を見せてくれ、部屋も見に行きました。でも私はどうしても妥協したくなかったので、その不動産屋でずっと粘っていたんです。
不動産屋も早く決めてくれよ適な顔をしてきたのですがそれでも粘っていたら奥から
「この物件はいかがですか?」と
即、決めました。そんな良いのがあるのなら早く最初から出せよと言いたくなりましたが私も内情は少しはわかっている身ですので何も言いませんでした。
この話の場合は賃貸ですが、売買でも同じことが言えると思います。
つまり、良い物件は何もしなくてもすぐ売れてしまうので手に入れたら店の奥に隠してあるという事。逆に、売れにくそうな物件は店の奥に隠さず最初に「見せる」「勧める」多くの人の目に付くようにするという事。それで買ってくっればラッキーだし的な考えがあるという事。
不動産屋が扱う物件100件中すべて安くてよい物件ではありません、売れやすそうな良い物件もあれば、これはかなり売るの難しそうと思える物件もあるわけです。そんな中で売りやすい物件ばかり売っていたら扱っている物件すべてが売りにくいよくない物件ばかりになってしまいます。それじゃ不動産屋としては良くないので、売れにくそうな物件も一応勧めてくる訳なのです、それで買ってくれれば本当に嬉しいのです。
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