任意売却物件とは？（不動産売買）

露木真喜 さんから動画お借りしました
任意売却物件とは？（不動産売買）
ガリバー露木の不動産Ｑ＆Ａ
はい、こんにちは、今回は「任意売却物件とは？」
みなさん解っているつもりで、解っていないケースもあるのではないでしょうか？
「任意売却物件ってなんだ？」
思い切り簡単に説明しますと
住宅ローンの支払いや、税金の支払いが困難になった所有者が債務を返済する目的で売る物件の事です。
長引く不況の影響もあり、最近は競売物件も増えて・・・
そして、任意売却の物件数もかなり増えております。
この任意売却物件とは、物件の所有者とお金を貸した債権者とが事前に相談をして競売にかけられてしまう前に、任意で売却をしようというシステムです。
「たとえば、任意売却で不動産を売りに出したけれど、もしも売れなかった時にはどうなってしまうのか？？」
「債権者から物件を差し押さえられて、裁判所によって強制的に競売にかけられてしまうのです・・」
長年住み慣れた我が家・・
束なしたくないのに、手放さなければならない状態・・
想像を絶する辛さだと思います。
私も何度か任意売却の物件をお客様に買っていただいたことがあります。
その内覧時のアポイントなのですが、実は時間が合わないなどの理由でなかなかお部屋の中を見せてもらうことが出来ませんでした。
売りに出しているのに
何故？？
考えたら当然ですよね。
マンションから一戸建てに住み替えるなどの明るい話ではないですから。
売りたくて売るのではないのですから・・
内覧に非協力的でも仕方がないんです。
と、当時お客様に説明したことをよく覚えています。ここで任意売却物件の特徴を書きたいと思います。
①売買契約を結ぶまでに時間が必要です。
不動産に設定されている抵当権を外すために、各債権者と話を付けなければならないので、物件によっては三か月程度かかることもあります。
②瑕疵担保責任は面積の場合がほとんどです。売り主さんは住宅ローンの支払いが困難な状況になり不動産を売却しています。当然お部屋も荒れているケースが多いです。そのため、買主さんが不動産を購入した後に、たとえ瑕疵が見つかったとしても保障するお金がないからです。
③価格交渉はあまり期待できません。
任意売却の物件は、販売価格が住宅ローンの借入残高を下回っているために、各債権者は少しでも高く売却したいと考えています。そのため、価格交渉は難しいケースもあります。
このような特徴があるのですが、みなさんはどう思われましたか？
「任意売却物件を買うメリットって何だ？」
「はい、ズバリ！！近隣の物件の相場よりも安く売りに出ていることが多いからです！」
不動産広告などの、備考欄などに
「任意売却物件」「任売物件」「債権者の抹消条件付」
などと書いてあるケースが多いですね。
残念ながら書いてない場合も、書けない場合も多いですけどね・・
私の考えでは、この任意売却物件は、全然、珍しい物件でもありませんし、理由あり物件などとも違いますよね。
売買契約の方法や、住宅ローンの借り方、そしてお引渡しの方法なども普通の物件を購入する場合とほぼ変わりません。
ですから、任意売却物件にはこのような特徴があるよ。
ということを理解していただいたうえで、ご検討していただけたらと思います。
何といっても
「相場よりも安く買えるというメリットもありますので！」
以上、私なりの説明でした。
少しでも参考になれば幸いです。

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